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昨年、ニューノーマルが生み出した "非接触・非対面"で "つながるサービス"

昨年、ニューノーマルが生み出した
"非接触・非対面"で "つながるサービス"

2020年。消費者は新型コロナウイルスをきっかけに"新しい生活様式"を強いられ、暮らし方や価値観だけでなく、受けるサービスまでも一変しました。見知らぬ人との接触や対面に対してナーバスになる中、非接触・非対面サービスが続々と生まれています。2020年末に日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の7位に「モバイルオーダー」がランクイン。新しいサービスではありませんがコロナ禍で他人との接触を極力避けたいという消費者心理から利用が一気に拡大しました。私たちは果たして、"非接触・非対面"でもつながることができるのか?今回のSSLは人類が挑戦する新たな"つながるサービス"を紹介します。

アパレル編〜"非接触・非対面"でつながるサービス


店員さんからお店で声をかけられることが、近い将来なくなるかもしれません。
そごう・西武は、AIを使ったB2B向けの採寸アプリ「Bodygram」をそごう横浜店と西武池袋本店の紳士服売り場へ導入すると2020年11月に発表しました。これは、百貨店初の試みです。

早速「Bodygram(ボディグラム)」のアプリをインストールしてみました。

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ユーザ登録後、性別や年齢、身長・体重といった情報を入力し、撮影に写ります。「自分で撮影する」「誰かに撮影してもらう」の選択肢があり、「自分で撮影する」を選択すると、さらに「ポーズ検出自動撮影」と「カウントダウン撮影」があります。「ポーズ検出自動撮影」を選択し、数分で正面と側面の撮影は終了。もちろん洋服を着たまま撮影が可能です。採寸結果は合計24ヵ所と、かなり細かく採寸してくれます。ただ、お店に1人で行って採寸(撮影)するのは大変だと思いますので、事前に採寸して、そのデータをお店とシェアすることをお勧めします。
採寸データと実際のデータとどの程度誤差があるのかが気になるところではありますが、通販サイトだけでなくリアル店舗での活用も今後増えていくことが予想されますね。

シューズ編〜"非接触・非対面"でつながるサービス


洋服だけではありません。靴もネットで買える時代に。そのパイオニアといえば「ZOZOMAT」でしょう。

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2020年2月の無料配布開始から、計測者数が100万人を突破しています。ショッピングサイト「ZOZOTOWN」内にある靴専門モール「ZOZOSHOES」も好調とか。コロナ禍の影響もあり、「靴だけは実店舗で(買う)」という顧客層を見事に取り込むことに成功しています。

測定はZOZOMATの上に足を置いて、スマートフォンで7つの角度から写真を撮るだけ。ZOZOMATのスゴさは"足のサイズではなく足型を計測し、相性度を提示し提案"するところ。ZOZOMATで計測したデータと靴のデータ、利用者のアンケートデータを基に相性度の高いモデルを提案してくれるのです!

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実際、自分の足のサイズはわかっていても、ブランドやデザインによって履き心地は様々。だから「靴だけは実店舗」の人が多かったはずが、その課題解決を提示する辺りが「さすが」と言わざるを得ません。収集しているビックデータが増えれば、AIが学習して精度も向上していくはずなので、返品率も低くなっていくはず。

あなたの新しい1足が、ここで見つかるかもしれません。

飲食店編〜"非接触・非対面"でつながるサービス


外食産業でも注文から会計まで全て非接触にし、定員との接触を極力減らす動きが加速しています。例えば、居酒屋「KICHIRI」を運営するきちりHDは、来店客が自分のスマホで注文や決済ができるシステムを2021年4月までに全45店で導入すると発表しています。また、くら寿司は2020年10月に注文から決済まで来店客と店員の接触を減らす新しいシステムを導入し、2021年までに全460店に広げると発表しました。

そんな中、少し違った「非接触・非対面」で飲食店をサポートしているのがリピーター囲い込みサービス「Zeetle カードサービス(以下、Zeetle CS)」です。

「コロナ禍で個店に必要なことは、常連のお客様と"つながる"ことと感染防止対策をしっかり講じることです。両方ができるのがZeetle CSの最大の強み」と株式会社スマート・ソリューション・テクノロジー取締役の速水氏は話します。

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Zeetle CSはスマホのアプリで、その日のオススメメニューやキャンペーンを紹介したり、ポイントを貯めたりできるリピーター囲い込みサービス。累積導入店舗が6000店舗あり、事業者側は情報提供とポイントカード機能の他に、顧客をセグメントし、メッセージの送信やクーポンの付与ができる販促機能などで、リピーターに確実な再来店を促すことができるサービスとして一定の評価を得ています。

イタリアンレストラン「COGS DINING KAGURAZAKA」では「毎朝10時にZeetleの会員さんに向けて、ランチやディナーのメニューを配信してます。メッセージを見たお客さんから電話をもらい、夜のコースをランチに作ってくれないかとリクエストされることも。コロナ前と比べ、お客様とコミュニケーションの質が上がり、実は売上も伸びているんです」とオーナー兼シェフの小暮さんは語ってくれました。

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また「お客さんはアプリを立ち上げるだけで良いので、スタンプの押し忘れもない。常連さんが7割近い当店では、クーポンが来店動機になります。スタンプカードの運用がお客様も店側も楽なのが嬉しい」と、日乃屋カレー 小滝橋通り店と西池袋店を運営する株式会社PIUMORE / FC事業部マネージャーの川北さんも話します。

最新の「非接触・非対面」サービス、いかがだったのでしょうか。
店員さんとの何気ない会話の機会が減り寂しさを感じる反面、知らない人と接触は極力避けたいのもユーザの心理です。外食の回数が激減する中でも、"行きつけの店"がある有り難みを痛感した人も多いと思います。こんなご時世だからこそ、心温まるサービスや"つながり"に幸せを感じます。
コロナ時代に生まれる「非接触・非対面」サービス。安心安全を確保した上で、いかに"つながることができるか"が、生き残りの秘訣なのかも知れません。

【アプリケーション紹介】
◉Bodygram: 写真2枚で高精度な身体サイズを瞬時に採寸するAI身体採寸アプリケーション 
https://bodygram.com/jp/

◉Zeetle CS: 登録ユーザ数1300万人、登録店舗数6000店舗の「リピーター創出」アプリ 
https://www.sstinc.co.jp/products/zeetle-cs.html


<参照>
株式会社そごう・西武  https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000709.000031382.html
ZOZOMAT  https://zozo.jp/zozomat/

<取材協力店舗>
COGS DINING KAGURAZAKA 東京都新宿区神楽坂3-6三丁目テラス1階
TEL: 03-5579-8795   URL: http://cogsdining.owst.jp
日乃屋カレー 西池袋店:東京都豊島区西池袋5-1-10 
TEL: 03-6914-0485   URL: http://hinoya.jp/shops/nishi-ikebukuro/

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所長:安田 寛 Hiroshi Yasuda

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